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【痩せたいけど食べちゃう女性へ】夜の食欲を抑える食事と運動習慣の作り方

いっぱい食べる人

夜になると「つい食べちゃう…」
そんな自分にモヤモヤした経験はありませんか?

日中は頑張って我慢しているのに、夜になると甘いものやお菓子に手が伸びてしまう——。
実はそれ、意志が弱いわけではなく体の仕組みやリズムが関係しています。

この記事では、「夜の食欲をコントロールして理想の体をつくるための食事と運動習慣」について、
トレーナー視点でわかりやすく解説していきます。

無理な我慢ではなく、自然と食欲が落ち着く習慣を身につけて、「夜に食べても太らない体」を一緒に目指していきましょう!

筆者:BEYOND 四ツ谷麹町店 店長 水越 達也

・役職 パーソナルジムBEYOND 5店舗エリアマネージャー
・経歴 大手ジム⇨BEYOND 浦和店トレーナー⇨BEYOND 四ツ谷麹町店 店長⇨社内マネージャー
・実績 2023/2024年度 社内最優秀トレーナー賞受賞

厚生労働省の調査によると、20-40代女性の約55%が夜間の過食傾向を自覚しており、そのうち約30%は「夜食症候群」の診断基準に該当する深刻な状態にあります。
夜食症候群は単なる食べ過ぎではなく、概日リズム(体内時計)の乱れ、ホルモンバランスの異常、ストレス反応の異常などが複合的に関与する医学的な状態です。

重要なのは、夜の食欲は「意志の弱さ」や「自制心の欠如」が原因ではないということです。
生理学的・心理学的メカニズムが複雑に絡み合った結果であり、科学的根拠に基づいた包括的なアプローチにより改善することができます。
今回は、夜の食欲を根本から抑制し、健康的な体重管理を実現するための食事と運動習慣について現役パーソナルトレーナーが詳しく解説します。

この記事をご覧いただいている方へ。

この記事をご覧いただいている皆さまは、健康面に気を使い、食生活や運動習慣の見直し、フィットネスジムに通われている。もしくは、入会等をご検討されている健康意識の高い方々ではないでしょうか?

実際に、厚生労働省が、健康づくりのための身体活動基準・指針を作成し、生活習慣病予防のための運動を推進しています。

また、日本政策金融公庫が発表した消費者動向調査(令和3年7月)では、運動面や食に関する志向で、“健康志向”の方が多く年々と増加しています。

より皆様が、健康的で充実した人生を歩めるよう、誠意を込めて記事を執筆いたしましたので、どうか最後までご覧ください。

<その他資料>
スポーツ庁の資料(新型コロナウイルス感染症の流行による国民のスポーツへの参画状況や意識の変化、健康状態等に関する調査研究(令和2年度))では、コロナ終息後のパーソナルトレーニングジムの利用者数は急増中。
経済産業省の『特定サービス産業動態統計速報』の結果でも、フィットネスジム並びに、パーソナルジム利用者は数多くいらっしゃいます。

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目次

夜の食欲が止まらない理由とは?

夜の食欲が止まらなくなる背景には、以下のような科学的要因が関係しています。

  • 体内時計(概日リズム)の乱れ
  • ストレスによるホルモンの影響
  • 日中の血糖値コントロールの不良
  • 女性ホルモンの変動

これらの要因が単独または複合的に働くことで、夜に強い空腹感や高カロリー食品への欲求が引き起こされるのです🔍

夜の食欲が強くなる4つの科学的メカニズム

1. 概日リズムの乱れによるホルモン異常

人間の体には「体内時計(概日リズム)」が存在し、それに従ってホルモン分泌や代謝が制御されています。
正常であれば、夜になると満腹ホルモンの「レプチン」が増加し、空腹ホルモンの「グレリン」が減少することで自然に食欲が抑制されるシステムになっております。

しかし夜更かしやスマホの使用によるブルーライト曝露、不規則な生活リズムによって体内時計が乱れると、このホルモン分泌パターンが逆転してしまい、夜間に強い食欲が出るようになります…

2. ストレスホルモン(コルチゾール)の影響

ストレスを感じると副腎から分泌される「コルチゾール」というホルモンが増加します。
このコルチゾールは、本来は朝に分泌されることで覚醒を促す役割を持っていますが、ストレスによって夜間も分泌が高い状態になると糖質や脂質への欲求を高めてしまいます。

これが過食などにつながっていくメカニズムです📝
さらに、ストレスによって脳の報酬系が刺激され、「食べることでストレスを紛らわせたい」という感情的摂食(エモーショナルイーティング)が誘発されることもあります。

3. 血糖値の急降下による“偽の空腹感”

日中に食事を抜いたり、糖質の多い間食を摂ったりすると、夜間に血糖値が急激に下がり、それを補おうとして脳が「空腹」と誤認します。

この状態では満腹中枢も働きづらく、糖質を中心とした高カロリー食品を過剰に摂取してしまう傾向がありとても厄介です。

4. 女性ホルモンの変動による影響

女性は生理周期や更年期に伴うホルモン変動の影響を受けやすく、特に月経前は「プロゲステロン」の影響で血糖値が不安定になり、夜間に甘いものが欲しくなりやすい時期です。

また、更年期には「エストロゲン」の急激な減少によって、満腹感を伝えるレプチンの感受性が低下し、夜間の食欲が増す傾向が強まります。

夜の食欲を抑えるための食事習慣

1. 血糖値を安定させる食事タイミング

  • 朝食は起床後1時間以内に摂取
  • 食事間隔は4〜5時間を目安に
  • 夕食は就寝の3時間前までに済ませる

2. 満腹感を持続させる栄養バランス

  • タンパク質:1食あたり20〜30g
  • 食物繊維:1日25〜30g
  • 良質な脂質:オメガ3脂肪酸やオリーブオイルなど

3. 夜の食欲を抑える具体的な1日プラン

時間食事内容目的
7:00鮭・玄米・味噌汁・納豆血糖値安定化
12:00タンパク質・野菜中心の定食午後の過食予防
15:30ナッツ・ヨーグルト夕食の食べ過ぎ防止
18:30鶏胸肉・野菜・海藻サラダ夜間の満腹感維持

夜の食欲を抑えるための運動習慣

1. 有酸素運動

週3〜4回、30分以上のウォーキング・サイクリング・ジョギングなど。レプチン感受性が高まり、食欲抑制ホルモンが活性化されます。
私も実際にお客様にお願いをすることが一番多く、心地良い身体的な疲労感も出るのでまず運動を初めてみる人にはとてもおすすめです✔️

2. 筋力トレーニング

週2〜3回ほどの無酸素運動がおすすめです💪
筋肉の大きい下半身を効率よく鍛えることが出来るスクワットや、自宅で簡単に出来るプランク、姿勢改善に適しているデッドリフトなどが私のおすすめです!

同時に糖代謝と血糖値の安定に貢献し適切な体のリズムを作ってくれます◎

3. ヨガ・ストレッチ

夜に実施する事がおすすめです。
チャイルドポーズ、猫のポーズ、足上げポーズなどが血流を改善して副交感神経を優位にし、ストレス性の食欲を緩和してくれます!

生活リズムの改善による食欲コントロール

1. 質の良い睡眠

  • 睡眠時間は7〜8時間
    ↪︎睡眠時間を7〜8時間確保することで、生活リズムが整い、食欲や代謝を司るホルモンのバランスが安定し、トレーニングや食事の効果を最大限に引き出す事ができます!
  • 就寝1時間前からスマホ・PCを控える
    ↪︎スマホやPCの使用を控えることで、ブルーライトによる脳の覚醒を防ぎ、睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を促して深い眠りと体の回復をサポートできます◎
  • 寝室は暗く・静か・適温(18〜22℃)
    ↪︎寝室を暗く・静か・適温(18〜22℃)に保つことで、入眠を促す副交感神経が優位になり、深い睡眠と成長ホルモンの分泌が促進されて、体の回復や代謝リズムが整いやすくなります!

2. 光環境の調整

  • 朝:太陽光を15分以上浴びる
  • 夜:暖色系照明+ブルーライト遮断

3. ストレスマネジメント

  • 深呼吸(4-7-8呼吸法)
    ↪︎4秒かけて鼻から吸い、7秒息を止め、8秒かけて口から吐くことで自律神経を整え、心と体をリラックスさせる呼吸法です。
  • マインドフルネス瞑想
    ↪︎マインドフルネス瞑想とは、「今この瞬間」に意識を向け、過去や未来への雑念を手放して呼吸や感覚に集中することで、心を落ち着かせストレスを和らげる瞑想法です。
  • 日記や趣味で感情の整理
    ↪︎手帳やメモに今日自分が考えていた事、実施していた仕事内容について書き出していくことで自分の気持ちの不安や心配事を明日に引きずる事なく解消していく方法で、私は1番これをおすすめしたいです◎

4週間で実践できる夜の食欲改善プログラム

  1. 第1週:毎日3食+夕食を早めに。ウォーキング開始。
  2. 第2週:栄養バランス改善。ナッツやヨーグルトの間食導入。
  3. 第3週:筋トレ+ヨガ導入。活動量を1日10,000歩に。
  4. 第4週:すべての習慣を統合し、長期的に継続可能な形へ。

まとめ:科学的アプローチで夜の食欲を克服しよう!

夜の食欲は「意志の弱さ」ではなく、「ホルモン・血糖値・生活習慣」の乱れによる身体からのサイン事が多いです。
本記事で紹介した食事・運動・生活リズムの調整を実践することで、夜の食欲を根本からコントロールすることができます!

特に、4週間プログラムを実行すれば、無理なく自然な形で改善を目指すことが可能ですので明日とは言わずに、今日から少しずつ小さな一歩を踏み出していきましょう✨

”理想の体重と健やかな生活は、科学的な習慣から生まれる”

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